崖の上のポニョを観てきた。ほんわかした映画だった。
僕は友達が少ないので一人で映画を見に行ったが、とりあえず親子やカップル向けの映画だと言う事は分かった。
一人映画でポニョをコメントする事は、23歳の男が一人でトトロを見て、コメントを求められる気分である。
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僕の家族は世にも稀な(?)アンチジブリ一家であった。
そのため、テレビでジブリがやってもすぐ他のものに回され、全部通して見れた映画はトトロのみ(学校で)という徹底っぷりであった。
そんな僕が『ジブリ』を『一人で』見に行く事は、かなり勇気が必要な行動であった。
そんな僕が今日感じた事は、『親の考え(偏見?)は子供に大きな影響を与える』という事である。
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映画観賞の中で僕は、最近エンドロールにハマっている。
映画は、何百・何千人単位の人が関わって作られている。
エンドロールには僕の知らない、いわゆる『どうでも良い名前』が流れていくわけだが、その人達から見れば別の意味を持つ。
『エンドロールに名前が出ている。俺はポニョ製作に携わったんだ』その一時が、その人達からすれば大きな宝物になるだろう。
そんな見ず知らずの人がドキドキしている瞬間を最大限に称えたいと思い、僕は最近エンドロールを大事に観るようにしている。