SST

水曜日は二回目の模擬授業。
中学生向けにソーシャルスキルレーニング(SST)という授業を二コマ担当することになった。


簡単に言うと、社会性の勉強って感じの科目。
僕は『場面に応じた挨拶』というテーマで授業をする。


例えば、『荷物を運んで』と依頼された女の子の絵がある。

依頼された女の子は『おう』と言って荷物を受け取る。

男同士ならよくある場面だが、女性が同じ言葉を使うと損をしちゃうよ、という事を伝える場面設定。

コミュニケーションというのは紋切り型にできるものではない。
『他の人が使っても違和感ない言葉も、自分が使うのは控えた方が良い場面がある』ということを教えるのが今回のテーマ。

こういう教材準備をしてると、毎日絡んでいる中学生達がコミュニケーションが苦手な子だったんだということに気づく。

分からないのなら教えれば良い。
僕らがフランス語を学ぶのと同じように、こういう場面では『いいよ』とか『分かった』という言葉を用いる方が得なんだよ、といった風に。

ただこれは教材を作るのが難しい。

あと4日しかないのに、45分勉強できる教材を準備できるだろうか…

月曜火曜はまた徹夜かなぁ。