トイレ戦争

お腹が痛い。

電車の中で突然の腹痛。お尻からモグラさんが出たがっているらしい。

途中下車し、トイレに入る。
げっ、和式便所だ。

和式はめんどくさい。
ズボンをぬいで、かがむのもめんどくさい。

なぜ和式便所があるのか。和式なんてなくなればいいと思っていたら、ニーズがあるのだ。

高齢者、シニアの方々である。

和式でトイレをしてきたから、和式じゃないとしっくりこないらしい。

なるほど、と同時に本当だろうか?と思った。

それならば、小学校〜高校までに和式便所がある理由が分からない。
和式は完全に学生のタバコスポットの役割しか果たしていない。

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そこで大活躍するのが、『多目的トイレ』である。

トイレの近くにある、よく車イスマークがついてるアレだ。

使ったことがない、という人もいるだろうが、一度使ってみると、駅トイレでさえ、かなり快適なサービスを受けられる。
(公共スペースでは、東京駅の有料トイレ、所沢キャンパスs101隣りのトイレの次のサービスの質を発揮する)(筆者調べ)

ただ、これを多様していると、『車イスの人に迷惑だ』という話もでてくる。

全くもってその通りである。

そこで僕は考えた。
『車イスの人が来たら、全員ゆずる。』
これでどうだろう。

この気持ちがあれば、譲った後でも気持ち良くトイレができる気がする。

たとえ和式でも。