無念

今日は来年教育実習を受け入れていただく小学校への挨拶に行ってきた。

実習前の挨拶なのに副校長と議論寸前になってしまったm(_ _)m

実習先の生徒の中に、音に過敏な子がいて運動会に参加できてない子がいるという話に。

ノイズキャンセリングヘッドホンみたいのもあるんですよみたいな話しをしたら、『そういうものが必要なほどじゃない。大人になるまでに徐々に慣れていかないといけないから』と話していた。

もちろんその子を僕が見たワケではないから副校長の話が間違えているわけではないだろう。

ただ、もし感覚過敏な子に対して、僕らの感覚で『慣れてもらう』と言われてしまうと、残念な感じがする。

その子にとって、もしかしたら運動会のマーチの音は、僕らにとって黒板やガラスを引っ掻く音くらいのものかもしれない。

それを『大人になるまでに慣れていかないと』といってそのままにするのが教育なのだろうか。


そんな精神論より、その子に合った機器を使って、みんなと一緒に気持ち良く体育祭をできるようにするのが教育なんじゃないだろうか。

もちろん現場やその子を知ってる副校長と、教育実習を受け入れてもらいに来た大学生のヒヨっこでは立場が違う。

先生からしてみれば、頭でっかちな大学生さんが知ってる知識で話してきたくらいなんだろう。

もちろん僕もいつでも福祉機器、ではなく、『今までの教育』と場合によっては『ハイテク&ローテク』を使える先生でありたい。

僕自身も頭でっかちにならないように気をつけます。